【ひ】

【夏の果て】とは —初夏~晩夏まで。覚えておきたい夏の語句で振り返りー

 

毎年の事ですが 

あれだけ暑苦しかった夏もそろそろ終わりに差し掛かると

なんだか寂しい気持ちになります

 

 

初夏から晩夏までを

風情ある言葉で振り返ってみましょう

 

 

初夏~晩夏まで。覚えておきたい風情ある夏の言葉で振り返り

 

山開き

 

 

山開き

 

霊山などでその年初めての登山許可が下りる事

 
富士山は7月1日に神事が行われる

 

夏の訪れを感じる風物詩

 

 

花氷(はなごおり)

 

切り花を入れて凍らせた氷の柱

 
皿などにおいて部屋に飾ると涼しげです

 

 

花氷

 

 

夕涼み

 

夏の夕方、戸外や縁側などに出て涼む事

 
水辺に涼しさを求める人が多く

 
江戸では屋形船が人気でした

 

 

子供の頃

麦茶を飲んで、スイカを食べて、種を飛ばしたりしましたよね

 
 

夕涼みアイテム

 

 

蚊遣り豚(かやりぶた)

 

蚊遣り豚

 

夕涼みに欠かせないのが虫除け

 


昔はヨモギや杉を火にくべていぶした煙で蚊を追い払っていました

 

 

それにとってかわった蚊取り線香ですが

それもあまり見かけることが少なくなった気がします

 

 

たまに蚊取り線香の匂いを嗅ぐと懐かしい気持ちになります

 

 

遠花火(とおはなび)

 

離れたところで打ち上げられている花火の事

 

 
音が聞こえるか聞こえないかの距離の花火

 

 
近くで見るのとはまた別の風情があります

 

 

遠花火

 

恋蛍(こいぼたる)

 

恋い慕う気持ちを蛍の光にたとえた言葉

 


暗闇でささやかな淡い光がふわふわと飛ぶさまは

 


ほわっと芽生えた恋の始まりとよく似ています

 

 

 

恋蛍

 

夕凪(ゆうなぎ)

 

 

海辺の地域で、海風と陸風が入れ替わる時

 

 

一時的に風が止み無風で波の穏やかな状態になること

 

 

思ったほど涼しくはなりません

 

 

夕凪

 

ひぐらし

 

 

ひぐらし

 

夏の虫にもかかわらず暑さに弱いひぐらし

 


その為、活動時期は夕暮れ時や気温が下がってくる秋近くに

 

 

哀愁漂うこえでカナカナとなきます

 

読書感想文

 

 

読書感想文

 

夏休みの宿題の中でも特につらかった記憶があるのが読書感想文

 


その他、日記も地味につらかった

 


でも大人になって思い出すと

つらかった事すらいい思い出という不思議な感覚

 

 

夏の果て

 

 

夏の終わりの事 

 

 

夏休みや田舎への帰省、夏祭り、避暑。など色々ありましたね

 

 


暑くてつらかった夏は終わる時一抹の寂しさを感じます

 

 

子供の頃の夏休みが終わる寂しさが、大人になっても抜けないのでしょうか…

それとも日本人独特の感覚なのでしょうか…

 

 

夏の果て

 

 

しりとり先生
しりとり先生
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