【せ】

【星河一天】(せいがいってん)とは ―銀河鉄道の夜を彷彿させる満点の星空ー

 

 

空一面に無数の星が川のように輝いている様子。

「星河」は天の川の事

 

 

 

ご存じの通り

私たちの太陽系は天の川銀河の一部です

 

 

天の川銀河の中心に近ければ近いほど星が多く分布しています

 

 

 

地球から見える天の川は、銀河の中心なので、星が多く密集し川のように見えます

 

 

  

  

北半球の夏の夜は

銀河の中心方向が見えるため、1年のうちで一番天の川が濃く見えます

 

 

引用:国立天文台

 

 

 

夏の間であれば天の川はいつでも濃く、きれいに見えるのですが

お盆の時期に天の川を思い出す人も多くいると聞きます

これは、「銀河鉄道の夜」が関係しているからかもしれません

 

 

 

「銀河鉄道の夜」とお盆の関係 

 

 

「銀河鉄道の夜」はお盆を舞台としている設定ではないかと言われることがあります

 

小説の舞台:ケンタウルス祭

 

話の中に出てくるケンタウルス祭は、「銀河のお祭り」といわれており、

「からす瓜のあかり」を川に流しに行くとあります

 

 

銀河のお祭り→銀河が一年で一番みえる季節→夏

からす瓜のあかり→精霊流しや灯篭流しはお盆に行われることが多い

  

  

以上から「銀河鉄道の夜」がお盆の時期の話ではないか

という説の裏付けとなっています

 

 

ただ「銀河鉄道の夜」の時期が具体的にいつかは色々考察されてはいますが

確定はできないのが現状です

 

 

どちらにしても

夏は、銀河が一年で一番よく見える季節です

星河一天の星空を見上げてみるのもいいのではないでしょうか

 

 

 

天の川をなかなか見に行けない人用:息をのむ「星河一天」11枚

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しりとり先生
しりとり先生
毎年お盆になると銀河鉄道の夜を読み返してしんみりしてしまいます

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