【敬語】

【場面で覚えるキホンの敬語】 —出迎え、送り出し時のやり取り編ー

 

 

よく『習うより慣れろ』

といいますが敬語も同じく場数を踏めば踏むほど上達します

 

 

ただそんな場数を踏める環境にない人は

敬語を使うようなかしこまった場面で

普段以上に変な日本語になってしまって恥ずかしい思いをするかもしれません

 

 

今日は招待したり、招待されたりした際の

出迎え時と送り出し時に絞ってまとめました

 

 

多分大丈夫だと思っていらっしゃる方も、

基本の敬語ですので

もう一度確認して抜けがないかチェックしてみてください!

 

 

  

出迎え時の正しいやり取り

 

来客を出迎える

 

 

よくいらっしゃいました。お待ちしておりました

 

「来る」の尊敬語は「いらっしゃる」

誤用として多いのは

× よく来られる

× よくお越しになられる

 

 

「よくいらっしゃいました」だけでも悪くはないが

「お待ちしておりました」も是非セットで覚えたいところ

 

 

来客に上がってもらう

  

  

どうぞお上がりください。

  

 

さらに、丁寧さを付け加えるなら

 

 

「散らかっていますが」「狭い所ですが」

を前につけるとなお良し

 

 

家に上がる

  

 

お招きいただきありがとうございます。失礼いたします

  

 

「お上がりください」と言われてから上がる

 

「おじゃまします」と付け加えながら上がるとなおていねい

 

「お上がりください」といわれて「上がらせてもらいます」

そのまま返しやすいがよくある誤用

 

 

手土産を渡す

  

 

お口に合うかわかりませんが

  

 

「心ばかりですが」

「気持ちばかりのものですが」

でもOK

 

 

渡すタイミングは部屋に通されてきちんと挨拶をした後

冷蔵庫に入れた方がいいものは先に渡してもよい

 

 

送り出す時の正しいやり取り

  

来客を送り出す

  

 

またお越しください

  

 

「またどうぞいらしてください」

「お運びください」

でも可

 

 

また来てください

は誤用

 

 

来客の家族を気遣う

  

 

皆様によろしくお伝えください

  

 

ただ送り出すだけではなく

その人の家族にまで気を使うことで

丁寧さが増します

 

皆様によろしくお伝えしてください

は誤用

 

 

しりとり先生
しりとり先生
敬語はここぞという時に自然に使えるとかっこいいです。記憶に残すには場面で覚えるのが効率的です

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