21世紀に世界で最も広がった日本語
「Kawaii」
「かわいい」は他の言語では意味がぴったりの言葉がない為
そのまま「Kawaii」として使用されています
日本語が母国語の私たちは
「かわいい」使いのスペシャリストでなくてはなりません🐱
今日はいろんな「かわいい」表現をまとめました
【かわいい表現まとめ】 ―かわいいを使いこなして日常をより楽しくー
愛くるしい
(子供などの顔やしぐさ、小動物のそれが)見るからにかわいらしい
愛嬌があって可愛らしいさま
顔が熊の子のようで、愛くるしいので、きょうだいたちが、何かとかれにかまいすぎて、 それがために、かれは多少おっちょこちょいのところがある。
『ろまん燈籠』 太宰治
それから―― 遠目にも愛くるしい顔に疑う余地のない頬笑みを浮かべた? が、それは掛け価のない一二秒の間の出来ごとである。
『少年』 芥川 龍之介
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あどけない
無邪気でかわいらしい。
純粋で可愛らしいさま。子どもの様子をあらわす
仇気ないとも書いた
三毛子は無邪気なものである「ほんとよ、まるで自分の小供のようよ」とあどけなく笑う。
『吾輩は猫である』 夏目 漱石
「とんぼとんぼ 赤とんぼ すすきの中は あぶないよ」
あどけない声で、こんな歌をうたっているのが、聞こえて来ました。
『赤とんぼ』 新美 南吉
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いじらしい
弱いものや子供の懸命な様子をみて、同情したくなる。思わずほろりとなる感じ。
けなげでいたわしい様子
花をつけた屋根の草や水たまりに映った春の雲に何かいじらしい美しさを示した。
『大導寺信輔の半生』 芥川 龍之介
私たちは家に帰る前に、また、そのとき使った花や葉を全部あつめほんとうに土の中に土をもってうめ、上を足でふんでおくこともあった。
遊びのはてにするこの精算は私の心に美しいもの純潔なものをもたらした。子どもでありながらなんといじらしいことをしたものだろう。
『花をうめる』 新美 南吉
彼女は、はじめて笑った。鼻の頭にすこししわを寄せて。
並びのいい白い歯が見えた。人の心を惹きつける、いじらしい笑顔だった。
『アムリタ』 吉本 ばなな
いとおしい
大切にして可愛がりたい気持ち
かわいくて仕方がない
または、かわいそうに思える事
私は、その夢を、その風景を、あかずいとおしんだ。
『ふるさとに寄する讃歌』 坂口 安吾
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